アウトプットに最適な考え方はコレ!「勝間和代のビジネス頭を創る7つのフレームワーク力」

「勝間和代のビジネス頭を創る7つのフレームワーク力

ービジネス思考法の基本と実践」

この本は、ビジネス思考とはなんぞや、ロジカルな思考とはなんぞや、をかなり分かりやすく噛み砕いた本です。

本書はまず既存の[フレームワーク](言い換えると骨組みに当てはめて考えること)の説明から入ってます。
例えば経営の基本である販売戦略のための
3 C ―Company・自社、Competitor・他社、Customer顧客

4 P―Price・ 価格づけ、Product・製品サービス機能、Place・販売チャネル戦略、Promotion・広告戦略

などの古典的フレームワーク。

[七つの習慣]の緊急度と重要度のマトリックスのような 2×2のマトリックス、所得金額階級別世帯数や人口分布曲線、などの具体的な図を用いた説明や、

本 『The Tipping Point』(邦題『急に売れ始めるには訳があるーネットワーク理論が明らかにする口コミの法則』)の内容を要約することもフレームワークで行い、
1少数の目利きに影響を与える
2その内容が記憶に粘る
3ちょっとしたことが行動変化を手助けする

であると分解しています。

さらに 私が役立ったのはロジカルシンキングの章の中で
2×2のマトリックスを常に考えてみるということ。
例えば適切な収納、をオンラインイベントで伝えるときに以下のようなマトリックスを作ってみました。

(ルンバブルというのは、ルンバが走れるすっきりした空間、という意味)

 

マトリックスにすることで自分の頭も整理でき、なおかつ人に説明しがしやすい目から鱗が落ちたような思いです。

またラテラルシンキングの6概念も説明してくれています。
簡単に言うと A と B の選択肢があった時、AでもBでもない全く違うCーという新しい選択肢を持ってくるような概念です。

このほかこの本は数字の持つ説得力、やグラフなど画像の持つ説得力、などビジネスの色々な場面で役立つことが書いてありとても有用な本です。

物事をフレームワークで捉える。これは普段目にしているようでいて、特にアウトプットするときやものを創造するときに使える思考法です。ビジネス人(=全ての日本人かもしれないですね)は是非一度手にとってみてください☺️

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