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高圧注意報!『史上最強の人生戦略マニュアル』ブックレビュー


目次

圧倒的な圧力は本そのものからではなく本を鏡とした自分から


 本書を読み終えて一言、「高圧」です。
 普通人は、本の世界に引き込まれ、時に共感し、反発し、対話しながら読書するものですよね。
 しかし本書の場合は、本に共感し対話をしつつ、結局は本の世界から離れ常に自分自身と対話せざるを得ないのです。
 これが圧力の元であり、すなわち読書をしているようであってその先にある自分自身の心の中を読んでいるのだと言えます。

・自分の醜い部分の否認、決めつけなどをせず、現実を見つめる

 周囲での評判を聞き、この本を図書館で検索したところ、一般書庫ではなく閉架の書庫から取り出してきてくれた。という、出会いから特別感満載な本書。(しかしその後あまりにも高圧でじっくり向き合わねばならないと確保し、結局本は購入しました)

 以下、本書から私の心に直接響いた点をメモしてみます。

⭐自分の問題に、向き合う「間違い」4パターンが書かれています。
🔴現実を否認する =自分は嫌なものをみないフリをしていないか
🔴決めつけて正確か調べないでいないか
🔴物事を解決するのに無気力になっていないか
🔴仮面をかぶり、周囲から得られる助けをはねつけていないか
→いつまでも自分を偽っていても問題はひとりでに解決はしない。これらのことに目を背けずに自分と向き合うことが大切だということです。

⭐本当に生きることとただ存在することの違いは、
 自分と他人がなぜその行動をとるのか、取らないのか、を知ること。
自分や他人の表面行動や行動しないことの原因に目を凝らし耳を澄ますと、本当はどう思っているのか、真相がどこにあるのか見えてくるとのこと。

⭐ 自分がしていることは正しいと、自分が一抹の疑念も抱かず、100パーセント確信していようと、関係ない。うまくいってなければ、変えるだけのことである、ということ。

⭐実例)パイロットが、計器の故障のせいにして50秒間、進路を間違えているという事実を否認した結果起こった自らと乗客数百人を巻き込んだ大惨事。

実例)「私は正しい子育てをしている」のを認めてほしいと双方が主張した結果夫婦の関係破綻。

⭐後でやる、明日から始める、今日中に取り掛かるのでもいけない。「今」はじめるのだ!

タイトルは人生戦略「マニュアル」であるが、自分をデザインするのは自分。

 本書が他の自己啓発書と違うのは、やはり先程あげた例のような、自分が見て見ぬふりをしている嫌なこと、本当は避けたい事実に真正面から向き合うよう促しているということです。言い換えると過去から現在に向かっての辛いことに向き合う原点思考な本。未来志向・ポジティブ志向な本とはいささか違います。

 さらに本書はただ読むだけではなく課題、という形で手を動かすワークを要求してきます。これをやるのとやらないのでは本書の有用性は言わずもがな。しかし重たい課題、テーマばかりなので、時間を取って進める必要があると覚悟が必要なのです。

私の「人生戦略マニュアル」課題用ノート

 かくいう私も課題1)~課題3)まで手をつけたばかりです。写真のノートがそれです。(自分に向き合っているためモザイクばかり(笑))友人は数日籠ってこの課題に向き合ったそうです。例えば以下のような重くてつらいが目を背けてはいけないテーマが次々と続きます。

(以下引用です)

課題1)書き出してほしい。心の奥では問題とわかっていながら認めていない、あるいはとにかく辛すぎて避けていることは何か?

課題2)作文を書いてほしい。書き出しは「この本を読んで勉強しても、私は、有意義で長続きする変化を作り出せなかった。その理由は・・・」これは、自分をダマすことによって墓穴を掘っていることを認める気がどの程度あるか、確認するためのテストだ。:。

・・・・(引用終わり)

 これらをやり終え、自分デザインをし終えた時の自分の天気はきっと、高気圧を吹き飛ばした快晴じゃないでしょうか!是非お手に取って(図書館では閉架かもしれませんが(笑))パラパラ本をめくってみてください。ずしーん、と来ること間違いなしです。