おはようございます。いきなりこれは何?あれ?なんか変?と思われたかもしれません。そう、トイレに台所洗剤。Panasonic「アラウーノ」というトイレです。洗剤を入れておくと、流すたびに自動的に洗ってくれる・・というものです。
我が家は2年ぐらい前にこのトイレをいれてみました。大きな理由は
こちらですね。いわゆる「タンクレス型」トイレを導入してトイレを広くみせ、かつトイレの内で手洗いを設けたかったのですが、一番コスパよく、つまり配管工事なしで出来る方法・かつ自動洗浄「アラウーノ」を試したかったが決め手となりました。
その結果は・・?!↓
結論、トイレだって洗ってほしい、アラウーノもアライが普通に必要、ということです。まめなお掃除に何も勝てません。
設備配管ありだと、もっとおしゃれな手洗い器別空間はできるのですけど^^
詳しく知りたい方は・・・おりおん舎山本へ!
(結論:同時期に入れたLIXILさんのトイレの形のほうが私はやっぱり工夫されていると思います^^)
↓旧ブログ「設計事務所という選択肢」で書いたアラウーノ導入考察再掲。
住宅をつくる際、住まい手の方は「設備系機器」を沢山選び、たくさん購入することになります。 「設備系機器」は更新サイクルも住宅そのものに比べたら早い(10~20年)ですし、 メーカーも毎年といっていいほど 新モデルの開発をしているので、その都度その都度お客様と新情報を学習していただきながら、選択していくことになります。 さて、私自身は築11年の中古住宅を購入してその後15年住み、そろそろ新築時からの「トイレ」は限界な時期となりました。 せっかくなので、日ごろ新築やリフォームで使用しているトイレを導入し、実際に 使用した感想を書いていきたいと思います。
今回は1階と2階の2つのトイレを更新したので、ちょうど比べるような形になりました。 【Panasonic アラウーノSⅡ】 CH1401WS、 「流すたびに自動お掃除をしてくれる」、名前も「アラウ」が入っている、 お掃除楽々をコンセプトとしたトイレです。
アヒルの口のような特徴的な形。 台所洗剤をあらかじめ便器の横のポケットにいれておき、 流すたびに勝手に洗剤が流れお掃除してくれ、なおかつ常時泡が底にたまり、 特に男性の飛び跳ね汚れを抑える、という革新的アイデア。 形も独特で、素材も陶器ではなく「有機ガラス系」で水アカが固着しにくいといいます。 使用してみての感想ですが、 ①確かに洗剤の泡が自動的に洗ってくれる、でもそれに頼っているとフチ裏の洗い残しがでてくる! ②陶器ではないことや、他のトイレと水の深さが違うので使用時の飛び跳ね音が微妙に大きい! ③陶器ではないので使える洗剤に制約がある!(某社のウエットティッシュ型の洗剤のみメーカー試験してOK,重曹、酸性洗剤、アルカリ性洗剤、消臭剤などほとんど×、研磨剤入りブラシは使えない)
やっぱりお掃除に期待して入れただけに、お掃除関連の感想が多くなってしまいますが、 そもそも、自動洗浄とはいっても全くノーメンテナンスという訳ではありません。(フィルター自動洗浄機能のあるエアコンのように。。) でもそこは、自動なんだから少しはさぼってもいいかな、と思ってしまいます。そのため実験も兼ねて週単位で掃除をしないで(自動洗浄に頼って)いました。すると、、なんと便器のフチ、の裏の飛び跳ね汚れが目立ってきました。 おそらく、リクシルやTOTOなど他の便器メーカーは、水流や便器形状の工夫でいかに汚れにくいか、を工夫してきて開発してきています。Panasonicはそこを洗剤での自動洗浄という画期的な独自路線でせめてきました。 その違いが水の流れ方、便器の形状に現れ、結果としてフチ裏汚れに現れている気がします。(ちなみにこのフチは、さっとふけるようにあえてフチ裏をなくした形状となっていて、拭くことは簡単です。)その辺も関連しているのかもしれません。(下の右図、一番上の「ここよごれる!」) 一方、リフォーム工事でアラウーノを採用するときに嬉しいのが、これまでタンク有りのトイレだったのを手洗い別としてタンクレスにしたい場合に、別に壁を壊して水道配管をしなくても、比較的目立たない露出配管をしながらタンクレスに変更することができる!のです。(水圧の関係で入らない場合もあります) 水道配管工事抜きでできるということは、工事費もかからず広い空間が確保できるので、その意味ではおすすめです。 次回は同時にいれたリクシルのトイレについてレポートします。 |