ネオ古民家「蔵戸のある家」(リノベーション)

築30年を超す我が家。玄関もがたつき、お風呂も相当にくたびれてきた。壁の汚れに家族の歴史がわんさか。

でもついに、リノベーションを行った。新規一転、家とともに人生も再スタートするのだ。

テーマ?それは「ネオ古民家・蔵戸のある家」。築30年どころではない、明治の職人の「栗の木」の蔵戸。このたび

我が家にお嫁入り。

イタリア製の銀色の塗り壁は、さらに蔵戸を映えさせる。杉の古材の棚板や、これまで壁の中にあった柱や階段も

顔をみせ、こんにちは!こんなに空気っておいしいんだ!とよろこんでいる。

 

ブルーグレーとグレーの壁の中、落ち着いた水回りと静かな存在感を放つ照明たち。

どこにいても、くつろげる。それこそがリノベーションのだいご味。

 

2024年7月竣工(フルリノベーション)

木造2階建て 150㎡

家族3人住まい

住宅兼事務所

設計 一級建築士事務所おりおん舎

施工 有限会社鈴義工務店